利根 龍
経歴
入社後1年半、工事部で施行管理を担当。2021年10月から設計部に配属され、積算業務に携わりながら設計業務を勉強中。
設計部の業務内容
設計は、営業部から聞いた土地の情報をもとに、敷地内にどれくらいの広さで、どういうタイプの部屋を何室つくれるかを考え、実際に図面にしていく仕事です。僕は設計部での経験はまだ浅いため、上司に方針とアドバイスを聞きながら、3~4日に1作業のペースで設計を進めています。積算は、設計図をもとに必要な建材や作業量を積算し、建物を建てる費用を計算する仕事です。
仕事の相棒
1日のスケジュール
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8:00
出社
少し早めに出社し、1日の予定をシミュレーション
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8:30
朝礼
営業と設計で作業予定を調整
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8:45
設計作業
あらかじめ上司と方針を話し合ってから作業開始
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12:00
昼食
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13:00
作業再開
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17:30
退社
スケジュール次第で残業する日もあるが、おおむね18:00~19:00までには退社
内藤工務店へ入社したきっかけ
高校の頃から漠然と設計士に憧れていて、福岡大学工学部建築学科で設計・計画コースを専攻しました。内藤工務店を知ったのは、建築学科の学生を対象に行われた合同企業説明会に参加したときですね。
説明会にいらっしゃった社員の方が、とても気さくな面白い方で(笑)。直接声をかけていただき、現場見学や会社訪問もさせていただきました。
福岡市出身なので地元で働きたいと思っていて、社員30名ほどの会社で転勤がないこと、また借金のない堅実経営を貫いていることにも惹かれて入社しました。
入社後の経験
入社して1年半ほどは、工事部で新築工事の施工管理を行っていました。現場では年齢も経験もかなり上の職人の方々と打ち合わせをし、指示を出しつつ、図面的な作業もこなす必要があり、自分には向いていないかも…と行き詰りを感じていたんですが、そのとき会社から「内勤をしてみては」と声をかけていただきました。2021年10月から設計部へ配属され、積算業務に携わりながら、設計業務を勉強しています。
工事部を経験したことで、得たもの
工事部で現場に立っていたことは、確実に役立っていると思います。例えば、天井や壁をつける順番や、窓の取り付け一つをとっても、現場を経験していなければわからない細かな手順や工程が山ほどあります。これは、パソコンに向かって作業をするだけでは絶対わからないことです。
設計や積算は、図面上で考えればよいだけですが、現場を知っているとより具体的に作業や工程のイメージをしやすいので、作業効率が高く、予算を抑えられる設計を考えられますし、積算する際も、項目や材料の抜けを最小限に防げると思います。
工務店ならではの『設計』の魅力
いわゆる設計事務所と弊社の設計部では、仕事の方向性が違うと思います。弊社で設計をする魅力は、「敷地のなかでの最適解」を考える楽しさです。
弊社のお客様は、建物を資産活用の一環として考える方多いので、デザインと工事予算のバランスを取りつつ、収益性の高い建物を提案できる設計が不可欠なんですよね。そうした効率性を考える設計が自分に向いていると思います。
目標は一級建築士になること
勉強は大変ですけど、一級建築士の資格がなければ、建物の責任者として設計図に名前を書くこともできません。資格試験では、施工管理に加え、法律や資材についての知識も必要です。なんとか3年以内に取得して、自分にも、会社にも活躍の幅が広がる仕事をしていきたいと思っています。
今は、設計の面白さを感じ始めた段階。これからもっと知識や技術を積み上げて、設計士として名前を残せる建物の設計を手がけたいです。
工事部の経験もあるので工事部の若手の相談にのったり、今私自身が会社や上司にしてもらっているように仕事を教えたり、アドバイスもできるような先輩になりたいですね。
建築業界を目指す方へ
内藤工務店は、風通しもよく、社員一人ひとりのことを考えてくれる会社です。工事部で悩んでいた新人の私に、「せっかく入社したのだから」といろいろな可能性を提案してくれた会社の優しさに感謝しています。
昔ながらの昭和な雰囲気もいたるところに残っていますが、各部署の社員が一同に集まる会議も、社員同士が交流を深められる飲み会も、直行・直帰の現場監督や、外回りの多い営業担当者と横のコミュニケーションを取れる貴重な機会だと感じています。
福岡が好きな人、アットホームな雰囲気の会社で働きたいという人、ぜひ一緒に働きましょう!
話してくれた人
利根 龍
2020年4月入社 設計部
一級建築士の資格取得に向け、今は勉強していることも多いですが、基本的に土日は友人と飲みに行ったり、おいしいと評判の店に食事に行ったりしてリフレッシュしてます!